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TPPから始まるこの国の変化

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農水省 TPPで生産者と意見交換会 札幌

10月15日 (NHKニュース)
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意を受けて、農林水産省の担当者が生産者などに合意内容を説明し、要望を聞く意見交換会が札幌市で開かれ、参加者からは農業対策の拡充を求める声が相次ぎました。

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の大筋合意から世の中が動き始めています。

大方のマスメディアは、否定的な情報よりも一般消費者に向けては肯定的な報道が目立ちます。
本格的な運用には少々猶予がありますが、今後農業生産者を始めとして“守られてきた温室育ちの業界”は動揺や混乱が起こる様に思われます。
しかし政府に対して補助金や助成金をまずはとにかく求めるという発想…、
「だってそれしかないじゃないか!」
と言う業界や組織(例えばJA)にとって明るい未来はあるのでしょか?
 
TPPは好き勝手にやり放題の中華人民共和国
(共産主義国家が資本主義のルールを無視したり自分たちの都合で歪曲したりして荒らしまわっている…)
に対する対中国包囲網であるという事を言う人もいます。
大局な政治経済や軍事的には間違ってはいないのでしょう。
 
ところで、
夫々の国家・政府から税金(関税)を掛けるという力を取り上げると…、
どうなるのでしょうか。
世界から見ると良い意味でも悪い意味でも、この国は産業的には守られて育成振興されて来た国です。
独自の進化発展(自虐的に携帯電話等をガラパゴス化なんとも言ってますが…)を遂げてこれたのもそのお蔭でしょう。
 TPP後は世界標準・世界ルールの大波にさらされます。
この国のルールの中だけで生きて来た既得権益者、今までの成功体験を基にしたビジネスモデルを頑なに守る人達などは淘汰の対象になる事でしょう。 
思いもよらない数の失業者…、
しかしTPPをチャンスとして活かすほんの一部の成功者。
一部の富める者と多くの貧しき者(俗にいう勝ち組と負け組)、
二極化は益々激しくすすむのではないでしょうか。 
 
又TPPが進むと…、
一般国民は、経済の原則に従って安心安全に疑問符の付く〝中国産野菜゛を食べる選択肢しか与えられなくなるのでは?
この辺の話しは、又の機会にしたいと思います。